ル・ポン国際音楽祭2023 赤穂・姫路

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音楽監督 樫本 大進

音楽監督(ヴァイオリン)

 1979年ロンドン生まれ。1990年、第4回バッハ・ジュニア音楽コンクールでの第1位を皮切りに、1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。
 ドイツを拠点にソリストとして世界の舞台で演奏する傍ら、2010年よりベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務める。
 使用楽器は、株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1774年製デル・ジェス「ド・ベリオ」。
 3歳よりヴァイオリンを恵藤久美子に学び、7歳でジュリアード音楽院プレカレッジに入学、田中直子に師事。11歳の時、名教授ザハール・ブロンに招かれリューベックに留学し、20歳よりフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事。修士課程においてグスタフ・シェック賞を受賞のうえ修了。
 これまで、マゼール、小澤征爾、ヤンソンスなど著名指揮者のもと、国内外のオーケストラと共演を重ねているほか、室内楽の分野でも、クレーメル、バシュメット、マイスキー、堤剛、パユなど世界有数のソリストと共演。2007年、兵庫県で室内楽の音楽祭「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路~」を自ら音楽監督として創設し、赤穂市・姫路市にて毎年開催している。
 2010年、ベルリン・フィル第1コンサートマスターに就任。同団とは、本拠地ベルリンおよびツアーでの演奏会で、音楽監督ラトルやネルソンス指揮のもとソリストとしても共演している。
 2014年、ピアノのリフシッツとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲収録CDがワーナー・クラシックスより世界リリースされ、高い評価を得ている。
 2023年、細川俊夫より捧げられた委嘱新作:ヴァイオリン協奏曲《祈る人》を、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と世界初演し、同年夏にセバスティアン・ヴァイグレ指揮読売日本交響楽団と日本初演を行った。
 1995年アリオン音楽賞、1997年出光音楽賞、モービル音楽賞、1998年新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞、2011年兵庫県文化賞、チェンジメーカー2011クリエーター部門、2017年姫路市芸術文化大賞、2021年赤穂市政特別功労者顕彰受賞、ドイツに於いてはシュタインゲンベルガー賞、ダヴィドフ賞を受賞。2019年12月より、HiFiオーディオ製品ブランド「VELVET SOUND」(旭化成エレクトロニクス)公式アンバサダー。

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