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マーク・パドモア

マーク・パドモア

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テノール

ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学キングス・カレッジで学んだ後、オペラ、コンサート、リサイタルにおいて国際的なキャリアを築いた。とりわけJ.S.バッハのオラトリオの演奏に定評があり、ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」(ピーター・セラーズが演出)にエヴァンゲリスト(福音史家)として出演し、大きな注目を集めた。

昨今のシーズンはリサイタルに力を注ぎ、エリアス弦楽四重奏団とのアリカンテ公演、ピアノのジュリアス・ドレイクとのバルセロナ、マドリード、パリ公演、ティル・フェルナーとのアムステルダム公演のほか、内田光子とはカーネギーホールなどアメリカ各地でシューベルト「冬の旅」を歌った。

2021/22年シーズンにレジデントを務めたウィグモアホールでは、フェルナー、イモージェン・クーパー、内田光子、ポール・ルイスら著名ピアニストと次々と共演。2023年には、同ホールでエリアス弦楽四重奏団やジェイムズ・ベイリューとヴォーン・ウィリアムズやフォーレの作品を取り上げた。2022/23年シーズンには、ファビオ・ビオンディの指揮による新演出のモンテヴェルディ《ウリッセの帰還》のタイトルロールを歌ったほか、マーク=アンソニー・タネジの連作歌曲「A Constant Obsession」をナッシュ・アンサンブルと共に世界初演。バーゼル交響楽団やドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団とも共演した。

オペラでは、ロイヤル・オペラハウスでの新演出によるブリテン《ヴェニスに死す》で高い評価を得たほか、グラインドボーン音楽祭でブリテン《ビリー・バッド》のヴィア艦長役と「マタイ受難曲」のエヴァンゲリスト役を歌った。また、オールドバラ音楽祭では、ハリソン・バートウィッスルの《The Corridor》《The Cure》で主要な役を任されている。

コンサートでは、世界一流のオーケストラと共演を重ね、2017/18年シーズンにベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めたほか、2016/17年にはバイエルン放送交響楽団でも同様のポジションに就いた。エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団とは、J.S.バッハの「ヨハネ受難曲」「マタイ受難曲」に指揮者なしで取り組み、世界的な注目を集めた。

録音も多く、ハルモニア・ムンディからリリースした、フォルテピアノのクリスティアン・ベズイデンホウトと共演した『シューマン:詩人の恋』や、ポール・ルイス(ピアノ)とのシューベルトの連作歌曲集などが数々の賞を受賞している。世界的なリサイタル・ツアーを展開した内田光子とは、デッカからシューベルト「白鳥の歌」とベートーヴェン「遥かなる恋人に」を収めたディスクを発表した。

2012-2022年、セント・エンデリオン夏音楽祭(コーンウォール)芸術監督。2016年、ミュージカル・アメリカ年間最優秀声楽家。2019年、大英帝国勲章CBE受章。