ピアノ

小菅 優(Yu Kosuge)

小菅 優(Yu Kosuge) 1993年よりヨーロッパ在住。卓越したテクニックと美しい音色、瑞々しい感性と深い楽曲理解を併せ持ち、現在ヨーロッパで最も注目を浴びている若手ピアニストの一人。2000年、ドイツ最大の音楽批評紙「フォノ・フォルム」より彼女のショパンのエチュード全曲録音に5つ星が与えられたほか、02年新日鉄音楽賞、04年アメリカ・ワシントン賞、07年出光音楽賞など受賞多数。

これまでベルリン響、フランクフルト放送響、ハンブルク北ドイツ放送響、ハノーファー北ドイツ放送響、フランス国立放送響などのオーケストラと、また、小澤征爾、大植英次、シャルル・デュトワ、ルドルフ・バルシャイ、ゲルト・アルブレヒト、などの各氏と共演。

2005年11月、ニューヨークのカーネギーホールでデビュー・リサイタルを行い、高い評価を得た。06年には、ザルツブルグ音楽祭で日本人ピアニストとして2人目となるリサイタル・デビューを果たし、西村朗が小菅優のために書いた「カラヴィンカ」を世界初演したことでも話題を呼んだ。また、10年7月ザルツブルク音楽祭にて急遽ポゴレリッチの代理としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮、カメラータ・ザルツブルグと共演し、絶賛を博した。8月にはサイトウキネン・フェスティバルにてソリストとして出演した。

室内楽にも積極的に取り組んでおり、ジャック・ズーン、カール・ライスター、ポール・メイエ、豊嶋泰嗣、庄司紗矢香、佐藤俊介、アントワン・タメスティ、堤剛らと共演。2010年には、樫本大進、川本嘉子、趙静とのピアノ・カルテットで室内楽演奏会ツアーを行い、好評を博した。リサイタルにおいても、紀尾井ホール、いずみホールでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)は、意欲的なシリーズとして大きな話題を呼んでおり、着実に活躍の場を広げている。ル・ポンには、2010年に続き2回目の登場。