レト・ビエリ(クラリネット)
Reto Bieri(Clarinet)

1975年スイス(ツーク)生まれ。バーゼルではフランソワ・ベンダに師事しクラリネットを学び、ニューヨークのジュリアード音楽院ではチャールズ・ナイディックに師事。

2001年ヨーロッパの放送協会がUNESCOとともに主催した若手演奏家育成のためのコンクールで優勝。その後、世界各国から招聘され、ソリストとして室内楽奏者として演奏活動を展開し、多くの管弦楽団とも協演し、ルツェルン音楽祭、ライプツィッヒ国際室内楽フェスティバル、ギドン・クレーメルが監督を務めるバーゼル音楽祭(Les Museiques)などにも参加している。

「見事なまでの名人技である。最も繊細で淡い柔らかな音色、光と影の変化、そして前進と後退。レト・ビエリはまるで自由自在にありとあらゆる色彩のトーンを表現することができるようだ。」(クラッシック音楽雑誌「Musik & Theater」2002 年4月)

レト・ビエリ